今日は幼稚園の近くにリサイクル工場のある
大坪GSI株式会社さん
(本社:柳川市)からのお声掛けで、
どんぐりの種を植えました

これは、どんぐりの種を植えて苗を育て、
山に地植えした10年後、20年後に、
大きなどんぐりの木に育ち、
いずれ環境緑化や治水の役割を担い、
カブトムシなどの昆虫のやってくる
豊かな森になるようにとの
願いを込めたプロジェクトだそうです

これは一足早く、一か月前に植えた
どんぐりの苗です

こんなにすくすくと育つんですね!!!
初めに社長さんのご挨拶がありました

きょうは知らないおじさんたちがたくさん来てるな?
今日はどんなことをするのかな?
目の前にある葉っぱは なんだろうな?
こどもたちは、どきどき、わくわくです

どんぐりを植える前に、
説明やお約束のお話を聞きます

これからどんぐりを植えた土が
降ってきた雨を蓄えて大雨をふせぐんだよ、
という実験をしていただきます

「実験のお手伝いをしてくれる人〜〜

」
「はぁ〜〜〜〜〜〜い

」
実験の結果、
約半分の水を地面に蓄えてくれることがわかりました

乳幼児にはなかなか難しい内容ですが、
こどもたちは食い入るように聞いていましたよ

大坪さんで扱われている
リサイクルガラスを原料につくられた人口軽石と、
再生土を混ぜたものに、山砂を加えた土を使い
特性のプランター土を作ります

人口軽石は、ガラスを粉砕し、
空気を含ませながら焼成して作られた、
まるでガラスの粉のパンみたいな軽石です

使われなくなったガラスがこうやって土へと還り、
緑の森へ再生されるんですね、すごいですね

こちらは、再生された人口軽石と再生土です。
どちらも製造過程で腐葉土を混ぜ込んであるそうです

ぐんぐん育ちそうですね

人口軽石と再生土に山砂を加えて
こどもたちが混ぜます

今日も朝からカンカン照りの真夏日

きらりと汗を光らせ、がんばっている、
年長児きぐみの頼もしい男の子たちです

年中児あかぐみさん、山砂を加えて
まぜまぜ、まぜまぜ

さあ、きぐみさん、あかぐみさんが準備してくれたプランターに、
スコップの柄の部分で深さ7〜8センチくらいの穴をあけ
いよいよ、どんぐりを植えていきます

0・1歳児マシュマロ組さんがトップバッターです!
上手に植えることができました

満三歳児・三歳児ももぐみさん

発芽したどんぐりの芽の部分を下にして、
丁寧に植えていますよ

どんぐりの実から芽が出ておおきくなると想像すると、
まるでトトロの世界ですね

夢のあるお話で、
これから芽が出て大きくなるのがとても楽しみです

山川幼稚園も設立から30年が過ぎました。
2世代にわたり通園している園児もいます。
その園児たちの将来生まれてくる子どもたちが、
今の子どもたちと同じぐらいの年齢になった頃、
今日植えたどんぐりたちは
いったいどんな森になっているのでしょうか

背がたか〜くて、葉っぱがたくさんたくさん茂っているのかな。
どんぐりの実がたくさん成っているのかな。
カブトムシやクワガタ虫は、集まって来てるのかな。
セミがとまって、みんみん鳴いているのかな。
かんがえるだけで、ワクワクしてきます

プランターは実が暑さで煮えないように日陰に移し、
毎日水やりを頑張ります

今日は暑い中ご指導いただき、ありがとうございました

posted by 山川幼稚園 at 12:24|
幼稚園の日記